阪急ブレーブスの魂を受け継いだ「平成の勇者たち」
いよいよ平成も終わりに近づき、間も無く令和となります。メディアは各社こぞって平成を振り返る特集をうっていますが、週刊ベースボールも例外ではありません。
今号では平成の名勝負を特集しています。イチロー引退もあってか、当然ながら「平成を代表する名場面」として第2回WBC決勝でのイチローの中前打が表紙を飾っています。
本誌で特筆すべきはこの特集に加え、球団ごとの平成史をまとめた冊子が封入されていることです。今号はベイスターズとオリックス。
選手名鑑では、まだまだ阪急の雰囲気を色濃く纏った勇者たちを見ることが出来ます。また、星野伸之氏のインタビューも掲載されており、冒頭、阪急ラストシーズンから話が始まります。これを読むと益々、「平成とは、阪急がなくなった時代」だったのだな、と感じます。
そんな平成の時代に、阪急の伝統を継承してくれた勇者たちが確かにいたことに想いを馳せ、ページを繰るのも良いかもしれません。